医療ホームページ活用でクリニック・医院の集患・増患

担当ドクターが語る「公立病院HPリニューアル体験談」

大規模病院の医療ホームページリニューアルのケースを振り返り、病院ウェブサイト担当者が「ここさえ押さえておけばうまくいく、成功への早道」を明らかにする。

県立病院 診療科部長・病院ホームページ担当者 Y先生

■ホームページ効果! 前代未聞のコメディカル求人応募

WCL 私どもに貴院ホームページの制作をご発注いただきましてありがとうございました。

Y先生 うれしい話がありますよ、最近コメディカルの募集をしたんですが、前代未聞の応募数があったんです。
 放射線技師1人、臨床検査技師2人の募集をしたのですが、各々に20人、40人の応募がありまして、応募者のかなりの人が「病院ホームページを見てきました」と言ってたそうなんです。

WCL やりましたね! それはとってもすばらしいお話です。

Y先生 最近面接をやったらしくてその面接官から聞いたのですが、面接は一日がかりだったので「たいへんだった」と言っていました(笑)。
 病院の雰囲気や仕事内容がよくわかるし、応募者が一番興味を持っているスキルアップへの支援などについてもきちんと触れていたので、そういうところがアピールしたんでしょうね。

WCL 公立病院はアピールできるポイントが多いんです。でもみんなアピール下手ですよね。
 そうそう、確か技師のみなさんの座談会は、その場にいらっしゃる方をムリヤリ集めて、即席でやったんでした(笑)。

Y先生 やっぱり転職希望者は病院ホームページを見るので、効果がありましたね。
 もうすぐレジデントの新規募集ですから、また楽しみですよ。今度は本格的にHPを見てやってくる人がいるかもしれませんから。

■病院の魅力を何とか伝えたい!

WCL そういうお話は、私どもで医療ホームページづくりをお手伝いたほかの医療機関さんからもよく伺います。実績として評価していただいているようでうれしい限りです。
 ところで、そもそもなぜY先生がこちらの病院のウェブサイトのリニューアル担当者になられたんですか?

Y先生 私もこちらの病院に来た時に、病院ホームページがかなりお粗末だったので(笑)、「最低でも自分の科だけはなんとかしよう」と思って自分自身で担当科のHPを作成したんです。それができてみると、回りのみなさんから「うちの科もなんとかしてほしい」と頼まれまして、その流れでずるずると担当者になったという感じです。
 病院の機能評価などにも医療ホームページの項目がありますし、拠点病院にもなったので「対外的な広報活動も必要だ」という意識も高まっていました。そういう流れの中で、自分が病院ホームページについて感じていたことを具体化できることになったことでお引き受けした次第です。
 というのは、それまでの病院ホームページは暗かったし、役所がつくったレイアウトをそのまま使っていて、病院の中の状況がよくわかりませんでした。自分がこの病院に赴任してくる前には、先にHPを見てまったく魅力を感じなかったのですが、実際に病院に来てみると実力のある先生が多いですし、先生や看護師さん、職員全体の士気もすごく高い、かなり活動的な病院だったんです。「どうせやるならそれをHPで何とか伝えたい」と思いました。

WCL そこはまさに、サイト企画のポイントです!

■自分がイメージする医療HPをつくれるのは誰か?

Y先生 そこで、どのような病院ホームページにするか考えるために、まず他の病院HPをいろいろ見てみたのですが、あまり参考になるようなものはありませんでした。きれいなデザインでつくってはいるのですが、型にはまった情報を羅列しているだけなのです。例えば自分が何かを知りたいと思ってきた患者さんは、どこを見たらよいのかよく分からないようなつくりになっていると思いました。総合病院のホームページは強調しているポイントがはっきりわからないのでとても見にくいHPが多いんですね。

WCL 単科のクリニックであればそのような強調は簡単なのですが、このような大規模病院になるとページ数が非常に多くなるので、必然的に標準的なサイトになってしまうというのが一般的なことなんです。

Y先生 ええ、単に情報が並んでいるだけなので、病院にかかりにくるにしても、スタッフとして応募するにしても、よくわからないですよね。ひどい病院ホームページになると、連絡先も一生懸命探さないとわからないようなところも見かけましたよ(笑)。

WCL 患者さんがかわいそうなホームページです。

Y先生 そこでインターネットで医療専門のホームページ作成業者を10社ほど探して、そこがつくっている医療ホームページの質を見た上で3社に絞りました。
 その3社の人と話したのですが、WCLさんには最後に会いました。
 最初の2社のご担当者もたいへんよかったのですが、「この人たちに任せると、他の病院と同じようなHPができちゃって、ここの病院の特色がうまく出ないだろうな」と思ったんです。

■決め手は「文章で訴えかける」こと

WCL WCLがそれ以外の業者と違うと思われたのはどの部分なんですか?

Y先生 WCLさんはなかなか忙しいということで会えなくて、決定する直前にやっとお目にかかったわけですが、一番の理由は、WCLさんの担当者はもともとライターであり編集者であることでした。
 他の人はみなデザイナー出身者でしたが。デザインは一度見たら飽きてしまいます。それよりも私は「文章で訴えかける病院ホームページをつくりたい」と思っていましたから。
 それでWCLさんに、自分の頭の中で描いていた、「この病院の特徴を出すためにトップページをどのようなポータルにするか」という構想をお話ししたらご賛同いただいたので、それで「WCLさんにお願いしよう」と考えたわけです。

WCL 先生が決定権者だったんですか?

Y先生 そうです。ホームページ選定委員会で決定した後で、メールで院内のみなさんに流して「一定期間の間に反対がなければそれで決定」という形にしたのですが、WCLさんがつくった医療ホームページ例を見て「作成例のクリニックに実際にかかりに行ったことがある」という同僚の先生もいらっしゃいましたね。
 「それならまあいいか」ということになりましたよ(笑)。

■ドクターをまとめられるのはドクターだけ

WCL それで実際のホームページ制作が始まったわけですが……。

Y先生 目標としては、まずレジデントや看護師の募集を行うことがあったのですが、時期がさし迫っていたので、「時間にとらわれずじっくり構えてきちんとしたものを制作しよう」という姿勢になりました。

WCL ここは大病院ですから診療科も20以上ありますし、Y先生はものすごくたくさんの人と担当窓口として連絡を取らなければならなかったのではないですか?

Y先生 でも基本的には、私に「ついていきます」とみなさんから任せていただけたので助かりました。「できることはできますし、できないことはできません」と半ば強引にやっていたような気がします(笑)。

WCL 結局、そこを取りまとめていただけるY先生のような方が院内にいるかどうかで、病院ホームページの出来は決まってしまうんです。当方の立場からでは、ドクターに対して強いことは言えませんから。ドクターをまとめていただくのは、できるドクターでなければなりません。
 そこがうまくいかなくて、取材が始まっても棚ざらしになってしまうケースもままあるんです。Y先生みたいな方がいらっしゃらないと、大規模病院のウェブサイトの作成はうまくいきません。

■手順を踏めば、問題は起こらない

WCL ところで、院内の意見をまとめたり、取材の連絡をされるときに、気をつけられていたことは何でしょうか?

Y先生 手続きを踏まえてやればだいたい大丈夫なんです。先に何でもこちらで決めてやってしまった後で報告すると、ダメになりますね(笑)。
 「こちらで決定したことを提案して、みなさんにOKをもらってから進む」という手順を踏めば、問題は起こらないですよ。
 各科からいろんな意見が出ます。最初は数人のホームページ委員会で話して、次に拡大委員会で話し、さらに院内全体の主な人たちに話すという形で少しずつ広げていったのですが、最初の小委員会の時は「病院ホームページの管理はどうすればよいのか?」という意見が出ました。
 つまりみんな面倒なことはやりたくないので、それはどうするんだということなのですが、こういう意見が出たときには、「もし反対があるのであればどうぞ先生のお考えでやっていただいて、どうぞご自由に業者も先生がお選びください」と振ってしまいました。それを受ける人はいませんから(笑)。だって面倒なことをするのが嫌だから、そういう意見を言っているわけなので。
 ですから強い反対意見は出ないのですが、少しアゲンストの風がきたときは、そのように相手に任せてしまうという交渉の仕方で乗り切りました。

WCL ぜひみなさんに見習っていただきたいところです(笑)。

■取材日程の調整は大仕事

Y先生 それで企画の時点で、先生から「このような骨格で」というだいたいのプランをいただいたのですが、よく考えられていて驚きました。ふつうは当方からご提案させていただくものなのですが。

Y先生 使う人のことを考えれば必然的にこういう形に落ち着くと思ったプランを作りました。

WCL 「ここまで企画の意図がはっきりしていればとてもありがたい」と思いました。
 次に取材日程の調整についてですが?

Y先生 たいへんでした。みなさん忙しいですからね。WCLさんのスケジュールにも合わせなければいけませんし。

WCL すみませんでした。m( _ _ )m

Y先生 それとみんなが集まるとどうしても愚痴になりやすいんですよね。それは私の方で根回ししまして、「外の人に読んでもらうわけですから、みんなが読みたい話を載せるために、座談会ではとにかく良いことだけを話しましょう」と……(笑)。
 もうひとつは、ドクターは自負心を持って仕事をしているので、院内の中で一番こだわりを持っているいくつかのグループを選んで、その人たちにあえてHPに出てもらうようにしたんです。そう人たちは最初は「面倒臭いなあ」と言っていても、自分の意見をしっかり持っていますから、それを主張してくれますから。

WCL 読み手の側からすればとてもいい話を伺うことができたと思います。みなさんの医療に対するする熱意がとてもよく伝わってきましたよ。

Y先生 かなりうまくいきましたね。ここは、やる気があって楽しい先生方が多い病院なのですが、私自身も院内についてのいい勉強ができました。
 「取材スケジュールがタイトすぎるかな」という感じもしたのですが、時期を逃してしまうとできないので仕方がありませんね。結局取材スケジュールは延びてしまいましたし。

WCL 必ず想定よりも延びますね。時間が経つのはあっという間なんです。

■原稿校正をやったら全員参加意識が出てきた

WCL それで原稿がどんどん上がってきて、WCLから来た原稿をY先生がご担当のドクターのところにそれをどんどん回されたと思うのですが……。

Y先生 みなさんそれなりにこだわりがあるのでだいぶ原稿を直されましたが、そのときにまた突っ込んでいろいろなお話しをしてくれたので私は勉強になりましたね。そんなに大きな直しはありませんでした。ただ「話し言葉だと正確に伝わらないことがあるので、誤解を生まないように」ということで直した部分がほとんどだったと思います。
 またそういうプロセスを通して、私ひとりでHPを作っているのではなくて、みなさん自身にも「自分がつくっている病院ホームページだ」ということでさらに愛着が湧きますし。参加意識が出てきました。
 これはなかなかいいやり方だったと思います。

WCL それから当方では、並行してトップページのデザインを行ったわけですが……。

Y先生 院長先生からの注文なども交えながら、WCLさんに出した指示に従ってうまくつくっていただけたと思います。写真の使い方や色使いも含めて、これ以上はないくらいうまくできたと思います。

■みんなはホームページが出来上がってみないとわからない

Y先生 トップページに載らなければアクセスが少なくなりますから、頑張っている科であればあるほど、「トップページに載せてリンクしてほしい」という注文が実際に出来上がった後から来て、対処しなければならないということはありました。
 それは「よいHPができたので、他の科がアピールしているのであれば、自分たちももっとアピールしたい」という気持ちになるからなんですね。

WCL 実際に新しいHPができてみないと、みんなわからないんです。

Y先生 みなさんが喜んでくれたので、そういう後からの注文も悪くは思わないですよ。
 手前みそですが、この病院ホームページはかなりの傑作だと思います。コンパクトな画面に必要な要素をすべて網羅してあって、自分が行きたいページにすぐ行けるようになっていますから。

WCL 他の同じような病院と比べてみれば、それはよくわかりますよね。

Y先生 今見てもとても優れた医療ホームページができたと満足しています。

WCL 先生の場合はある程度先を読んで着地点を見ていて、うまくソフトランディングさせて、自分が想定していた通りのHPを完成させたという感じですね。

■「外部への窓口」としての病院ホームページ

Y先生 今になって思うのですが、ウェブサイトをつくる人にはやっぱり文章力がないとだめですね。
 「テキストと写真が載っているもの」というHPの形を作ることは誰にでもできるのですが、病院ホームページは外部への窓口なので、こちらから外部に何か話しかけるようなコンテンツができないと読んでもらえないと思うんです。
 リニューアルする前のこの病院のサイトは、言ってみれば役所の掲示板のような感じでした。しかし新しい病院ホームページは対話の道具のような感じで、それなりの主張もあるし、語りかけていることもたくさんあります。読み手の側が知りたいことがちゃんと載っているわけで、そう考えると、ホームページは静的なものなのですが、「患者と病院の対話ができるHP」にできるわけです。そしてそこで一番大切なのは文章力なのです。
 WCLさんのように、簡潔な言葉で、話し言葉でうまく医療を表現するというのは、他の業者ではできないことだと思いますよ。

WCL 座談会にすれば、ある程度込み入った話でも、短い文章で飽きのこないように表現することができるし、話し手側の意思をしっかり伝えることができます。

Y先生 そういうわけで今回の病院ホームページのリニューアルにはとても満足しています。どの病院のHPを見ても、あれ以上のものはまだ私は見ていませんよ。

WCL たいへん恐れ入ります。すべて先生のおかげです。ありがとうございました。

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開業以来5年間走り続けてきたドクターが、ホームページ制作とその効果の実際を、ぶっちゃけ説明します。

WCLにクリニックのホームページを制作依頼した理由
効果を感じたのは1~2年経ってから、今では駐車場がいつも満車に
ホームページ制作には、膨大な職人技的ノウハウがある

先生の医療方針をはっきり反映したページ建てを企画して、実現に成功。開業4カ月で早くも満員状態。

SEOというのはどの程度大切なのか知りたい
取材の前に仮サイトを作成
わからないことは「わかりません」と正直に申し上げています

承継開業で専門性の高い内科系クリニック。ターゲットを絞って広診療圏からの集患に挑戦しました。

ホームページの製作担当者が直接ご説明します
狙い通りに特定の疾患の患者さんを集患
遠くからの新患さんが増えたので、駐車場も広げるつもり

当社に「二言」はないんです。当社が言ったことは必ず達成されなければなりません。

インタビュー中に当社が聞き直しているところは、話が一番面白いところ
当社に「二言」はないんです。成果は内輪に見積もって申し上げています
魅力的なコンテンツを作るのは、企画力と表現能力

クリニック開業医にとっての医療ホームページとは何か。その現実と「常識のウソ」。 

■医者が喜ぶHPと患者目線の医療ホームページはぜんぜん違う!
■薬品卸やコンサルが勧める業者は…
■HP業者は山ほどやってくるが…
■ベンツを買うより医療ホームページをつくれ!
■コストを考えれば「餅は餅屋」
■素人にコンテンツはつくれない
■HPによるリクルーティングにはワザが要る
■「クレームの時代」はHPで乗り切れ

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■ドクターをまとめられるのはドクターだけ
■手順を踏めば、問題は起こらない
■取材日程の調整は大仕事
■原稿校正をやつたら全員参加意識が出てきた
■みんなはHPが出来上がってみないとわからない
■「外部への窓口」としての病院HP

 

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